ギルド名「ペーパーズ」

スフール
故郷にある蒸留所の三人きょうだいの末っ子。決して出来が悪い訳ではないが、出来の良い姉と兄と耐えず比較されながら育ったのでグレて粗暴者になった。
しょっちゅう喧嘩しては両親に迷惑をかけており、悪友と密造酒を作った事が決定打となって実家というより故郷から追い出された。ただ、小さい頃から気にかけてくれた姉だけは「お前が死んだら骨は拾いに行ってやるからな!」と豪快に笑いながら金を渡して見送ってくれた。
当初は別のギルドに所属していたフォートレスだが、ホロウクイーン戦で仲間を守りきれず、自身も瀕死の重傷を負ったところを、後述のパチカ達に助けて貰った。すったもんだの末に結局彼らのギルドのメンバーとなり、第三大地探索から加わる事になる。
口より先に手が出るタイプ。しょっちゅう喧嘩しては孔雀亭の女主人から怒られている。そんな時は蒸留所の息子であったので自作の蒸留器で酒を作って女主人に納入して詫びにしている。酒は評判が良いらしい。
本人は至ってノーマルに生きてきたが、タルシスに来て本当に何の因果か業なのか、パチカを好きになってしまったので、色々悩んだ末開き直った。ただしパチカには普通にあしらわれている。また、パチカが描く壊滅的な地図を読めねぇとキレながらも解読して清書する係である。
サブクラスは少しでもお揃いにしようと思ってメディック。中々どうして純情である。が、タルシスに居る間に報われる事はなかった。合掌。


パチカ
いつもへらへら笑っているメディック。片目は義眼で、その時の気分によって色を変えている。
ごく一般的な家庭でごく普通の教育を受けたが、両親も不気味に思う程に善悪の判断力に欠ける青年に育った。その為に手に負えないと修道院に放り出され、その修道院に通っていた妻を亡くしたばかりの老紳士に引き取られた。同姓愛者ではないもののパチカはかなりこの老紳士に懐き、元から興味があった医術を習った(老紳士は世界樹2ドクトルマグス♂2、名前はグムンド)。
あまりにも老紳士にべったりしすぎた為に外の世界を見ておいで、と、老紳士の古くからの友人であるタルシス領主の辺境伯の元に送られた。病院や診療所で製薬のバイトをしている時に後述のアラベールに孔雀亭でナンパされ、楽しそうだなーと思って加入した。
他人のモツが大好きで、誰かが怪我をすると真っ先に臓器が見えるかどうかを確認する。また、記憶力は良いが壊滅的に字も絵も下手であるので地図が誰にも読めない。スフールから迫られても「だってお前坊やだし」と一蹴して相手にしてない。
どこからその自信が出るのか、「俺が世界で一番可愛い」と言い張っている。自分の事はチカちゃんと呼ばせるどうしようもない三十路。
どこにでも居るしどこにも居ないので、ストーンズ時空にしれっと居たりする。


アラベール
故郷で猟師をしていたスナイパー。スコープ無しで小動物を仕留める事が出来る程度には目が良い。
パチカほどではないが善悪の判断力が乏しく、ある日猟をしていた時に誤ってパートナーの観測手を射ち殺してしまい、その事について特に何も感じなかったが周りから激しく批判されたので、自分がおかしいのか周りがおかしいのかを知る為に故郷を出た。タルシスに来たのはたまたま。
社交性はあるので誰とでも会話出来るが深い付き合いが出来る相手が殆ど居ない。同類のパチカや後述のペルーラとは話していて心地好く、逆にスフールの反応は新鮮で面白い。ペルーラとは付き合ってるつもりだけど向こうはそう思ってくれてないので、ある意味スフールとパチカの関係に似てなくもない。
パチカとは「あっちゃん」「チカ」と呼び合う仲。


ペルーラ
カースメーカーの父とダークハンターの母との間に生まれた生粋の暗殺者。両親から仕込まれた暗殺剣で依頼されれば何でも殺した。
タルシスに来たのは辺境伯の暗殺を依頼されたからであるが、老紳士から辺境伯の護衛も任されていたパチカにより阻止され捕らえられた。処罰しない代わりに冒険者やらない?と辺境伯にナンパされ、既にアラベールにナンパされていたパチカと3人でギルド結成する事になった。
アラベールから恋人扱いされているが本人は全然そのつもりが無く、冒険が終われば関係も終わり、程度にしか考えてない。子供はその内産みたいけど今は産みたくないから避妊しろと言っているのにしてくれないので殺しても良いかなと本気で思っている。
投刃よりアサシネイションやシャドウバイトを繰り出す方が好き。怪我をしても構わず突っ込もうとするので後衛のアラベールから首根っこ捕まれる事も多々ある。


ラシャ
ウサギイクサビト。キバガミを崇拝しており、彼を撃破したスフール達に「どれほど強いのか私が見極める」と押し掛け女房ばりにギルドに加入した。というのは表向きで、ゲーム中でキバガミが手当てしていた、病にかかった子供のイクサビトが弟で、症状を和らげてくれた巫女が連れ去られた事を受けて同行を決めた。
アラベール、パチカ、、ペルーラの性格については「そういう人種も居るのだろう」と戸惑いがちだが概ね否定していない。ただしさすがにそれはいけないと制止する事がある。
スフールについては「男色は珍しくも何ともないもの」として大して気にしていないが、アラベールとパチカがスフールをからかって下品な会話をしていると静かに羅刹化して刀を抜いてくる。スフールは完全なとばっちりである。